セラミックガラスコーティングとガラスコーティングの違い|性能・保証・選び方を比較
セラミックガラスとガラスコーティングは、どちらもガラス系のフロアコーティングですが、仕様・試験結果・施工品質保証の年数が異なります。フロアコーティングを検討するなかで、「セラミックガラスコーティングとガラスコーティングはどう違うのか」と悩む方は少なくありません。本記事では、両者を5項目で比べ、選び方をお伝えします。
この記事でわかること
- セラミックガラスコーティングとガラスコーティングの成分・性能の違い
- 硬度・摩耗・仕上がり・保証・費用を5項目で比較した結果
- 「どちらを選ぶか」の判断基準
- 施工前に確認すべき注意点と保証対象外の条件
セラミックガラスとガラスコーティングの違いとは?

セラミックガラスコーティングとガラスコーティングは、どちらもガラス系フロアコーティングですが、仕様・試験結果・施工品質保証の年数が異なります。どちらが適しているかは、住まいの状況と優先する条件によって異なります。
それぞれの特徴・成分の違い
セラミックガラスコーティングは、シリコンとガラスの長所を融合させたハイブリッド仕様で、光沢感を微光沢と光沢から選べます。施工品質保証は30年です(保証年数は耐用年数ではありません)。
一方、ガラスコーティングは、高硬度のガラス塗膜でフローリングを保護するコーティングです。微光沢の自然な仕上がりで、床材本来の風合いを活かせます。施工品質保証は20年です(保証年数は耐用年数ではありません)。
施工後の仕上がりの違い
セラミックガラスコーティングは、光沢感を微光沢と光沢から選べるため、仕上がりの好みに合わせやすいタイプです。ガラスコーティングは微光沢の自然な仕上がりになるため、木目感や素材感を重視する方に向いています。
セラミックガラスとガラスコーティングの性能を5項目で比較

セラミックガラスとガラスコーティングの違いを、5つの項目で整理します。
| 比較項目 | セラミックガラスコーティング | ガラスコーティング |
|---|---|---|
| 硬度・耐傷性 | 引っかき硬度6H・耐摩耗減量14mg | 引っかき硬度6H・耐摩耗減量28mg(Mガラス) |
| 光沢・仕上がり | 微光沢と光沢から選べる | 微光沢の自然な仕上がり |
| 施工品質保証 | 30年 | 20年 |
| 費用 | 施工面積・床の状態で変わる(見積もりで確認) | 施工面積・床の状態で変わる(見積もりで確認) |
| 向くケース | 傷や摩耗への強さ、光沢の選択を重視したい方 | 自然な微光沢に仕上げたい方、リフォーム・賃貸物件 |
保証年数は施工品質保証の期間で、耐用年数ではありません。費用は、施工面積・床材の状態・既存ワックスの有無によって変わります。正確な費用は無料見積もりでご確認ください。費用が決まる条件は床コーティングの費用相場の記事も参考にしてください。
硬度・耐傷性
引っかき硬度試験(JIS規格)では、セラミックガラス・Mガラス・ワンニャンすべらんが6H、Mシリコン・M水性UVが4H、M水性フロアがHBです。同一条件の耐摩耗性試験では、耐摩耗減量がセラミックガラス14mg、Mガラス28mg、Mシリコン45mg、M水性UV68mg、ワンニャンすべらん78mg、M水性フロア103mgでした(株式会社M&M製品の試験結果)。
硬度は両製品とも6Hで、摩耗への強さはセラミックガラスの減量が少ない結果でした。どちらも日常の擦り傷が付きにくくなりますが、鋭利なものや重量物の引きずりには対応しません。
施工品質保証の期間
施工品質保証はセラミックガラスコーティングが30年、ガラスコーティングが20年です(保証年数は耐用年数ではありません)。新築で長く住む予定の方には30年保証のセラミックガラスコーティング、まず試したい方や賃貸物件には20年保証のガラスコーティングが現実的な選択肢になります。詳細は保証内容のページでご確認ください。
セラミックガラスとガラスコーティングの費用の考え方
セラミックガラスとガラスコーティングの費用は、施工面積、床材の状態、既存ワックスの剥離の有無などで変わるため、見積もりで比べて確認します。LDKのみか全室施工かによっても総額は変わります。
セラミックガラスとガラスコーティングのどちらを選ぶかの判断基準

「どちらがいいですか?」という疑問に対し、判断基準を2パターンで整理します。
新築・長期耐久性を重視するなら
新築住宅で長く床を保護したい場合は、セラミックガラスコーティングが候補になります。セラミックガラスは同一条件の耐摩耗性試験で耐摩耗減量が14mgと少なく、施工品質保証は30年です。光沢感を微光沢と光沢から選べる点も特徴です。
コストを抑えたい・リフォーム物件なら
リフォーム後の床や賃貸物件、自然な微光沢に仕上げたい場合は、ガラスコーティングが候補になります。ガラス系コーティングとしての保護性能を備え、施工品質保証は20年です。「まず一室だけ試してみたい」というご希望の方にも向いています。
施工前に知っておきたい注意点と保証条件
どちらのコーティングを選ぶ場合も、施工前後に共通して確認すべき事項があります。
向かないケース・対応困難な床材
コルクフローリングはコーティング剤が浸透しすぎる場合があります。クッションフロアは下地が柔らかく密着性が低下する場合があります。既存ワックスが厚く残っている床は完全除去が必要です。いずれも事前の現場確認が必要です。
保証対象外となる主な条件
保証の対象・対象外となる条件は、保証内容のページと保証書で確認してください。たとえば、水濡れの長期放置による床材の変形や、生活の中でついた傷・へこみなどは、保証の対象外になる場合があります。不明点は施工前に担当者へお問い合わせください。
よくある誤解
「ワックスとコーティングは同じもの」と考える方もいます。ワックスは定期的な塗り直しが必要な消耗品ですが、コーティングは硬化して密着する保護層です。そのため、施工前に既存ワックスを剥離する工程が必要になり、工期と費用に影響する場合があります。
両製品ともに日本ハウスコーティング協会(JHCA)の加盟店(No.003)です。JHCAの保証引継制度については、適用の条件を協会の案内で確認してください。
セラミックガラスに関するよくある質問(FAQ)
- セラミックガラスコーティングとガラスコーティングのどちらがいいですか?
- 傷や摩耗への強さと、光沢の選択を重視する方にはセラミックガラスコーティング(施工品質保証30年)が候補になります。自然な微光沢に仕上げたい方やリフォーム・賃貸物件には、ガラスコーティング(施工品質保証20年)が候補になります。保証年数は耐用年数ではありません。
- セラミックガラスコーティングとガラスコーティングの費用差はどのくらいですか?
- 費用は、施工面積・床材の状態・既存ワックスの有無によって変わるため、一律の金額では示せません。正確な費用は無料見積もりでご確認ください。
- 保証期間はどのくらい違いますか?
- セラミックガラスは30年、ガラスコーティングは20年の施工品質保証があります(保証年数は耐用年数ではありません)。保証の対象外となる条件は、施工前に保証書と保証内容のページで確認してください。
※本記事内の一部画像はAIで生成したイメージです。
記事確認者:フロアコートプロ 施工課
最終更新日:2026年9月17日
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