過剰な保証制度やアフターサービスに注意が必要Caution: Too-Good-To-Be-True Warranties Are a Red Flag

長期保証・無償補修のリスクと、
信頼できる保証の条件とは?Risks of Long-Term Warranties and What Makes a Guarantee Truly Reliable
近年、フロアコーティング業界では「長期保証」や「無償点検」、「お客様の過失による傷の無償補修」など、一見魅力的に見える過剰なアフターサービスを掲げる業者が増加しています。
しかし、実際には発生しない前提の「毎年訪問」や度重なる無償対応は、長期的に人件費や運営コストを圧迫し、企業経営の持続性に大きなリスクを伴います。
家具・アパレル業界でも、過剰な無料対応が原因で資金繰りが悪化し、倒産に至った事例が多数存在します。フロアコーティング業者が万が一倒産すれば、保証は無効となり、再施工や補修費用はすべてお客様負担となる恐れもあります。
こうした背景を踏まえ、施工会社を選定する際は、保証内容の“見た目”だけでなく、その実現性・企業の経営基盤・業界団体との連携体制など、信頼性を総合的に見極めることが重要です。
長く安心できる
本当のアフターサービスとはTruly Reliable After-Sales Service for the Long Term
必要なときに確実に対応できる体制が整っていることにあります。
形だけの点検や過剰なサービスではなく、万が一の不具合に対して迅速かつ的確に対応できること、
そしてそれを支える企業の経営基盤・信頼性・持続性が確保されていることが重要です。
また、自社のみならず業界全体と連携し、保証の継承や緊急時の対応が可能な仕組みを備えていることも欠かせません。
当社は、一般社団法人 日本ハウスコーティング協会の正会員として、万が一の場合にも協会を通じて保証やアフターサービスを引き継げる体制を構築しております。
これにより、お客様にとって現実的で持続可能な「本当の安心できる保証・アフターサービス」をご提供いたします。
一般社団法人日本ハウスコーティング協会とはAbout the Japan House Coating Association (JHCA)

安心・安全な「ハウスコーティング」の普及と品質基準の確立を目指して、フロアコーティングを始めとするハウスコーティング剤の品質や施工技術の向上など、ハウスコーティング業界全体の品質向上と健全な市場形成を目的に設立された団体です。
協会は、施工業者・製品メーカー・関連企業と連携し、施工基準や安全性、保証体制の明確化を進めています。



資格者による施工体制の明確化
有機溶剤作業主任者など、適切な資格保持者が在籍しているかを確認・推奨し、安全な施工体制を確保します。
過剰保証や不当表示への注意喚起
業界内で増加する過剰な無償保証や現実性に乏しいサービス内容について、消費者に正しい判断材料を提供しています。
信頼性の高い加盟企業の認定制度
協会の正会員となるには、経営基盤・施工実績・保証体制など複数の基準をクリアする必要があり、信頼できる企業のみが加盟可能です。
保証の継承体制
万が一加盟企業が事業継続できなくなった場合でも、協会が保証やアフターサービスの引き継ぎを行う制度を整備しており、長期的な安心に寄与しています。
フロアコートプロ|施工品質保証Floor Coating Quality Assurance & After-Sales Support
施工品質保証-
- セラミックガラスフロアコーティング
- ワンニャンすべらんフロアコーティング
施工品質保証-
- シリコンフロアコーティング
- ガラスフロアコーティング
- UVフロアコーティング
施工品質保証-
- 水性ウレタンフロアコーティング
フロアコーティング
施工品質保証規定Floor Coating Quality Assurance
無料保証対象規定
下記の事由に該当する場合、弊社は施工保証の範囲として、補修または再施工等の適切な対応をいたします。
- 施工時に異物(埃・ゴミ等)が混入していたことが確認された場合
- 施工時の塗布にムラ・カスレ・塗り残し等の不具合が発生していた場合
- 施工に起因すると思われる汚れ、付着物等が確認された場合
- 施工に起因してコーティングの剥離、変色等の不具合が発生した場合
- 通常の水拭き等、日常清掃レベルでコーティングが剥がれた場合
- 施工前に確認された床材において、密着不良等のトラブルが発生した場合
※保証の適用は、施工完了日より保証期間内に当該不具合をご申告いただいた場合に限ります。
無料保証対象外規定
以下のいずれかに該当する場合は、無料保証の対象外とさせていただきます。
- リフォーム工事や定期点検等に伴う床材の張替え・交換による影響
- 使用上の誤り、または故意による破損・損傷
- 物品の落下、家具等の突起物や荷物の引き摺りによる損傷
- 当社以外によって補修・再施工等が行われた場合
- 不適切な使用または管理による損傷(例:椅子使用による引き摺り傷など)
- 地震・火災・水害などの天災、または日焼け・結露等の自然要因による劣化
- ボンド・テープ類・耐震マット・傷防止マット・滑り止めシート等の粘着物による損傷
※上記以外の項目については、当社社内規定に準じます。
フロアコーティング施工に関するご注意事項
施工前後の注意点について、
以下の点をご確認くださいますようお願いいたします。
補修・既存状態について
既存の傷や汚れは、施工により完全に除去・補修することはできません。
お引渡し後に発見された傷や汚れについては、状況により対応いたしかねる場合がございます。
搬入・養生について
作業対象箇所には毛布などで養生していただきますようご協力をお願いいたします。
お荷物の搬入時には、引き摺らずに持ち上げて搬入していただくよう、業者様(引越・電化製品設置業者様など)へお伝えください。
搬入業者様や住宅点検業者様による作業で補修が必要となった場合は、必ず事前に弊社へご連絡ください。
施工後の取り扱いについて
施工後48時間以内は、カーペット・マット等、施工箇所を密閉するような敷物の使用はお控えください。
敷物(カーペット・ラグ・マット等)をご使用の際は、事前にクリーニングを行った清潔なものをご使用ください。
色移りや粘着による損傷の原因となる「滑り止めマット」「粘着製品」は使用をお控えください。
スリッパをご使用の場合は、裏面がフェルト系などの柔らかい素材のものをご使用ください。
補修対応について
施工後の補修が必要な場合、床材ピース単位での対応となります。
補修箇所とそれ以外の部分とで、光沢や艶に差異が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。





