プロが教える中古住宅フローリングの傷・汚れ対策|原因別補修法と費用相場
最終更新日:2026年05月
中古住宅を購入されたお客様から、「フローリングの傷や汚れが気になる」というご相談を多くいただきます。前居住者の生活で生じた擦り傷・凹み・シミは、放置すると見た目だけでなく床材の劣化にもつながります。本記事では中古住宅のフローリングの傷・汚れを根本から解決する方法を、第三者機関の試験エビデンスをもとに職人の現場視点で解説します。
この記事でわかること
- 中古住宅のフローリングの傷・汚れの4つの原因と見極め方
- 自分でできる補修・クリーニング方法とDIYの限界
- フロアコーティングによる根本解決の効果と第三者機関エビデンス
- フロアコーティングが向かないケース・注意点
- 費用相場と失敗しない業者選び3つのポイント(埼玉エリア対応)
中古住宅のフローリングの傷・汚れとは|4つの原因と種類別の見極め方

中古住宅のフローリングの傷・汚れは、原因によって対策方法が大きく異なります。まずは原因を正しく特定することが、適切な解決策を選ぶ第一歩です。
中古住宅のフローリングの傷・汚れとは、前居住者の生活で生じた擦り傷・凹み・シミ・変色・ペットによるダメージなどを指します。原因に応じてDIY補修・床研磨再生・フロアコーティングなどの対策方法を選ぶことで、新築のような美観を取り戻すことが可能です。
現場で点検すると、中古住宅のフローリングのダメージは大きく4種類に分類できます。それぞれ原因と対策が異なるため、ご自身の床がどれに当たるかを確認してみてください。
日常的な使用による擦り傷・摩耗
日々の歩行・椅子の出し入れ・掃除機がけなどによる細かな擦り傷は、最も多く見られるダメージです。特にリビングや廊下など人の出入りが多い場所では、表面のツヤが失われ全体的にくすんだ印象になります。つまり、床面が広範囲に均一にくすんでいる場合は、この日常摩耗が主因と考えられます。表面的な摩耗であれば、フロアコーティングによる保護膜形成で美観を回復できる可能性が高いケースです。
家具の移動による凹み・打痕
タンス・冷蔵庫・ソファなどの大型家具を引きずった際に生じる線状の傷や、家具の脚が長期間置かれた箇所の凹みも頻出のダメージです。また、物を落とした際の打痕も含まれます。これらは木材そのものが押し潰されたり削れたりしているため、表面のクリーニングだけでは改善できません。深さによっては部分補修・パテ埋め・床研磨再生などの対応が必要になります。
ペットによる引っかき傷・尿シミ・変色
前居住者がペットを飼育していた場合、犬や猫の爪による引っかき傷が筋状に残っているケースが多く見られます。さらに、ペットの尿はアンモニア成分でフローリング表面を劣化させ、変色やシミ・臭いの原因となります。尿が床材内部まで浸透している場合は、表面のクリーニングだけでは臭いを完全に除去することは困難です。広範囲のダメージはフロアコーティングまたは床研磨再生での対応を検討してください。
水濡れ・薬品によるシミ・変色
観葉植物の水こぼれ・窓の結露・加湿器の水滴・洗剤の付着などによる白濁や変色も、中古住宅でよく見られるダメージです。特に複合フローリングでは、表面の化粧シートが水分で剥離・浮きを起こしているケースもあります。一方、無垢材の場合は反りや膨張が進んでいる場合があり、コーティング前の下地確認が重要です。
自分でできるフローリング補修・クリーニング方法と限界

軽度の傷や汚れであれば、市販の補修材や中性洗剤を使ったDIYで対応できる場合があります。ただし、深い傷や広範囲のダメージにはフロアコーティングや床研磨が必要です。
ここでは、自分でできる補修・クリーニングの方法と、専門業者への依頼を検討すべき判断基準を職人の視点で解説します。
補修クレヨン・ペンを使った浅い傷の補修方法
浅い擦り傷や色剥げには、ホームセンターで入手できるフローリング補修用クレヨンやペンが手軽です。フローリングの色に近い色を選び、傷の部分に塗り込みます。クレヨンタイプは熱で溶かしてから埋め込むと自然な仕上がりになります。ただし、色合わせが難しく目立たない場所で試してから使用してください。なお、深い凹みや欠けには対応できないため、その場合はパテ埋め用の補修キットを別途検討する必要があります。
汚れの種類別クリーニング方法と適切な洗剤の選び方
汚れの種類によって、効果的な洗剤と方法が異なります。
| 汚れの種類 | 推奨される対処法 | 注意点 |
|---|---|---|
| 軽い手垢・ホコリ | 固く絞った雑巾+中性洗剤 | 水分を残さず乾拭きで仕上げる |
| 油汚れ | 薄めた重曹水(アルカリ性) | 変色する場合があるため目立たない箇所で試す |
| 頑固なシミ | フローリング専用クリーナー | 無垢材は専用品を使用すること |
| カビ | 専用カビ取り剤+十分な換気 | ゴム手袋着用・素材を傷める可能性あり |
クリーニングで最も注意すべきは水分量です。複合フローリング・無垢材ともに過剰な水分は反りや剥がれの原因となります。したがって、雑巾は固く絞り、洗剤使用後は必ず乾拭きで仕上げてください。
DIYの限界|専門業者への依頼を検討すべきケース
DIYで対応できる範囲には限界があります。以下に該当する場合は、専門業者への相談をおすすめします。
- 傷や凹みが深く、補修クレヨンでは目立つままになる
- ペットの尿シミ・臭いが床材内部まで浸透している
- 広範囲にわたる擦り傷・摩耗で全体的にくすんでいる
- 水濡れによる浮き・反りが発生している
- 新築のような美観を長期間維持したい
このような場合は、フロアコーティングまたは床研磨再生(フロアサンディング)が根本解決の選択肢になります。詳しくは中古住宅の無垢床を削って再生|プロが教えるフロアサンディングもあわせてご覧ください。
中古住宅のフローリングを根本解決するフロアコーティング

フロアコーティングは中古住宅のフローリングの保護と美観回復に有効な選択肢です。第三者機関の試験データで耐久性が裏付けられた製品を選ぶことが重要です。
フロアコーティングとは、フローリング表面に特殊な塗膜を形成して保護する施工方法です。中古住宅の場合、既存の浅い傷をコーティングで目立ちにくくしつつ、新たなダメージを防ぐことができます。
フロアコーティングが中古住宅にもたらす5つの効果
- 傷・摩耗からの保護:硬度の高い塗膜が家具引きずり・ペットの爪・落下物からフローリングを守ります
- 汚れ・シミの防止:水・油・食べこぼしが床材内部に染み込まず、拭き取りだけで除去できます
- 美観の向上:くすんだフローリングに深みのあるツヤを与え、明るい印象を取り戻します
- 滑り止め効果:製品によっては滑り抵抗値(C.S.R・D'値)が高く、ペットや高齢者の転倒リスクを軽減します
- 抗菌・抗ウイルス・防カビ効果:SIAA認証取得製品なら衛生的な空間を維持できます
第三者機関の試験エビデンスで耐久性を確認|JIS K 5600シリーズ・SIAA認証
フロアコーティングを選ぶ際は、第三者機関での試験データが公開されているかを必ず確認してください。一般的に、以下の試験データが耐久性・安全性の客観指標となります。
- 引っかき硬度試験(JIS K 5600-5-4):鉛筆法で塗膜の硬さを測定。フロアコートプロのセラミックガラスコーティングは6H(凝集破壊なし)の試験結果を取得
- 耐摩耗性試験(JIS K 5665):摩耗減量を数値化。同セラミックガラスは14mgで耐久性を実証
- SIAA認証:抗菌(ISO 22196)・抗ウイルス(ISO 21702)・防カビの3区分の自主登録
- F☆☆☆☆(フォースター):ホルムアルデヒド放散等級の最高ランク・面積制限なし
これらの試験結果は、業者の口頭説明ではなく、必ず試験成績書の写しで確認することをおすすめします。詳しい試験項目については品質・性能・機能ページもご参照ください。
主要コーティング5種類の比較表
| 種類 | 硬度・耐久性 | 滑り止め | 仕上がりの特徴 |
|---|---|---|---|
| セラミックガラス | 非常に高い(鉛筆硬度6H) | 適度 | 自然なツヤ・長期耐久 |
| UV | 非常に高い | 低め | 光沢感あり・即日硬化 |
| ガラス | 高い | 適度 | 自然なツヤ・木目を活かす |
| シリコン | 中程度 | 高い | マット~セミグロス |
| 水性ウレタン | 中程度 | 適度 | 自然な質感・低臭 |
5種類の特徴の詳細については、フロアコーティング5種類を徹底比較もあわせてご覧ください。
実際の施工前後の変化は施工実績ページでご確認いただけます。詳しい仕様や費用については無料見積もりフォームからお問い合わせください。
フロアコーティングが向かないケース・注意点

フロアコーティングは万能ではありません。中古住宅の床材状態によっては、コーティング前に別の処置が必要なケースや、コーティング自体が向かないケースがあります。
正直にお伝えすることが、お客様の信頼につながると考えております。以下のケースに該当する場合は、無理にコーティングを行わず、別の選択肢をご検討ください。
床材の状態が悪い場合|先に研磨再生(フロアサンディング)が必要
無垢材フローリングで深い傷・大きなシミ・経年劣化が進んでいる場合は、コーティング前にフロアサンディング(床研磨再生)で表面を削り直すことが必要です。サンディングを行わずにコーティングを施すと、傷やシミがそのまま塗膜の下に残ってしまいます。一方、複合フローリングは表面の化粧シートが薄く、サンディングできない場合がほとんどです。その場合は張替えとの比較検討が必要となります。
施工できない床材・コーティング対象外の条件
以下のような床材・状態は、フロアコーティングの施工対象外となる場合があります。
- 表面の化粧シートが広範囲に剥離・浮きを起こしている複合フローリング
- 水分で反り・膨張が進行している床材
- ペット尿による腐食が床材内部にまで及んでいる箇所
- 既存ワックスが剥がれにくく、下地処理で除去しきれない場合
- シート系・クッションフロア・ペットフロアなど、コーティング非対応の床材
そのため、現地調査で職人が床の状態を確認したうえで、最適な対策方法をご提案するプロセスが重要となります。
中古住宅でコーティング前に確認すべき床の状態
中古住宅でフロアコーティングを検討する際は、内覧時または引き渡し前に以下のポイントを確認しておくと、施工計画がスムーズになります。
- 床鳴り・浮き:歩行時にギシギシと音がしないか、踏むと沈む箇所がないか
- 変色・日焼け:日光が当たる箇所のフローリングが部分的に変色していないか
- 隙間:フローリング同士の継ぎ目に不自然な隙間ができていないか
- 水回り周辺の状態:洗面所・キッチン周辺で反り・浮きが発生していないか
これらの判断が難しい場合は、フロアコーティング業者に現地調査を依頼することをおすすめします。なお、中古住宅へのコーティング可否についての詳細は中古・リノベーション後の床にコーティングは可能でも詳しく解説しております。
中古住宅のフロアコーティング費用と業者選び|埼玉エリアにも対応

中古住宅のフロアコーティング費用は、床面積・床材状態・コーティング種類によって変動します。正確な金額は現地調査による無料見積もりでご確認ください。
業者選びを誤ると、施工不良や保証トラブルにつながる可能性があります。ここでは、見積もりで確認すべき項目と、信頼できる業者を見極める3つのポイントを解説します。
費用相場の考え方と見積もりで確認すべき項目
フロアコーティング費用は、一般的に「施工面積×単価+諸費用」で算出されます。中古住宅の場合は、既存ワックスの剥離作業や下地処理が追加で発生することがあるため、新築よりも施工内容が増える傾向があります。見積もりを取る際は、以下の項目が含まれているかを必ず確認してください。
- コーティング材費・施工費
- 下地処理費(ワックス剥離・清掃など)
- 家具移動費・養生費
- 保証年数と保証内容(部分補修・再施工の対応範囲)
- 使用するコーティング剤のメーカー名・製品名
正確な金額については、現地で床材の状態を確認したうえでお見積もりをご提示します。無料見積もりフォームよりお気軽にご相談ください。
📋 費用の詳細はお見積もりで職人がご説明します
ショールームで実際の施工サンプルとJIS規格試験データを職人がご説明いたします。現地調査・見積もりは完全無料です。
失敗しない業者選び3つのポイント|JHCA加盟店・建設業許可・第三者機関のエビデンス

業者選びでは、以下の3点を必ず確認してください。
- JHCA(日本ハウスコーティング協会)加盟店であるか
加盟店は日本ハウスコーティング協会(JHCA)の保証引継制度の対象となるため、万が一業者が廃業した場合でも別の加盟店が保証を引き継ぐ仕組みがあります。フロアコートプロは加盟店No.003として登録され、施工品質保証30年に対応しています。 - 建設業許可・公的認証を取得しているか
フロアコーティング業界では建設業許可未取得の業者も少なくありません。建設業許可の取得は、技術力・経営の安定性・コンプライアンス遵守の証明となります。フロアコートプロは東京都知事許可・内装仕上工事業(般-6)第150596号、ISO 9001:2015認証取得済です。 - 第三者機関の試験エビデンスを提示できるか
JIS K 5600シリーズの試験成績書・SIAAマーク・F☆☆☆☆認定書などを書面で提示できる業者を選んでください。口頭説明だけでは客観性を担保できません。
埼玉エリアでの中古住宅フロアコーティング対応
フロアコートプロは東京都練馬区の本社を拠点に、埼玉県・神奈川県・千葉県を中心に全国対応しています。埼玉エリアでの施工実績や費用相場、ハウスメーカー別の対応については、【2026年最新】埼玉のフロアコーティング完全ガイドもあわせてご覧ください。中古住宅特有の床材状態にも、職人が現地で診断のうえ最適なコーティングをご提案いたします。

よくある質問(FAQ)
- Q. 中古住宅のフローリング、自分で傷を直せますか?
- 軽度なら可能です。浅い擦り傷や色剥げは市販の補修クレヨン・ペンで目立たなくできます。ただし、深い凹みやペットの広範囲な爪傷、内部まで浸透した尿シミなどはDIYでは限界があり、フロアコーティングや床研磨での対応が必要となります。
- Q. 中古住宅にフロアコーティングは効果がありますか?
- 効果があります。既存の浅い傷を目立ちにくくし、新たなダメージから保護できます。さらに、抗菌・抗ウイルス・防カビ機能のあるコーティングを選べば、衛生面の向上にもつながります。ただし床材の状態によっては事前の研磨再生が必要なケースもあります。
- Q. 中古住宅のフロアコーティング費用はいくらですか?
- お見積もりでご案内します。床面積・床材状態・コーティング種類・既存ワックスの有無で大きく変動するため、現地調査による無料見積もりをご利用ください。
- Q. フロアコーティングの保証は中古住宅でも適用されますか?
- 適用されます。フロアコートプロは施工品質保証30年でJHCA加盟店です。万が一業者が廃業した場合でも、JHCA保証引継制度により別の加盟店が保証を引き継ぐ仕組みがあるため、長期にわたって安心していただけます。
- Q. フロアコーティングが向かないケースはありますか?
- あります。床材の浮き・反り・腐食が激しい場合や、表面シートが広範囲に剥離している複合フローリングなどは、コーティング前に研磨再生や張替えが必要です。クッションフロアなどコーティング非対応の床材もあります。
- Q. 埼玉でも対応していますか?
- 対応しています。フロアコートプロは東京都練馬区の本社を拠点に、東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に全国対応しております。埼玉エリアでの中古住宅施工も多数承っております。
- Q. 施工後すぐに家具を入れられますか?
- コーティング種類で異なります。UVコーティングなら紫外線照射で瞬時に硬化するため施工当日から使用可能です。一方、水性ウレタン系は数日の養生期間が必要となります。引越しスケジュールに合わせて最適な種類をご提案いたします。
- Q. まず相談だけしてみたいのですが、費用はかかりますか?
- 相談・現地調査・お見積もりはすべて無料です。ショールームでの実物確認も歓迎しております。キャンセルも施工予約14日前まで無料のため、まずはお気軽にご連絡ください。
→ 無料見積もりフォームはこちら / ショールーム予約はこちら / 📞 0120-652-652(10:00~17:00)
施工業者を選ぶ際の品質基準として、日本ハウスコーティング協会(JHCA)の加盟店基準も参考になります。加盟店は保証引継制度の対象となるため、万が一業者が廃業した場合でも別の加盟店が保証を引き継ぐ仕組みがあります。
理想の住まいを、プロの技術で。
実際にコーティングされた床を見てみたい。自宅の床材でどれくらい変わるのか知りたい。
ぜひ無料見積もりやショールーム見学をご利用ください。
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